学生も主婦も一緒に゛快汗″
学生、職員、卒業生、近隣の人・・・・と、まるでパステルカラーのようないろんな人の集まり。「体を動かすのが楽しくって」−『帝塚山体操クラブ・パステル』が創立15周年を迎えた。「これからは地域の催しにも積極的に参加していきたい」と、50名のメンバーはますます元気。4月28日、練習風景をのぞいた。
晴美台4丁の帝塚山学院大学人間文化学部、同短大の体育館。講師は元気ハツラツの同大学教授・飯田貴子さん。正面の壁は全面鏡、カーペットを敷きつめたフロアは、ゆったりと広い。「ごいっしょにどうぞ」−いきなり体操の輪の中に誘われる。軽快な音楽にのって、走って、踊って、ストレッチ、寝ころんで腹筋、背筋・・・・と豊
富なメニューで休みなしの1時間。
「はじめの3ヶ月はキツカッタけど」と声をかけてくれたお隣りさんの体の柔らかいこと。富田林から通うため、車の免許をとったという熱心さだ。とび入りも歓迎、10代から50代がいっしょに汗を
流し体を動かす楽しさを実感する。
同クラブの活動は週1回の練習と、秋の『体操フェスティバルOSAKA国際大会』への参加。昨年はなみはや国体開会式にも出場、大いに盛り上がった。国際交流にも積極的で、来年スウェーデンで開かれる世界体操祭(4年に1回)へ、同会から5名が初参加する。「健康と仲間づくり」をモットーに、メンバーが雑感を綴った『ぱすてる通信』も毎年発行。体操だけでなく文化活動にも意欲を示す異色
のグループだ。