三笘選手の栄養スタッフをしていた本学先輩に栄養セミナーを開いてもらいました。

体つくりは食事から!
本日、スポーツ栄養士である根来光哉さんより、アスリートの食生活についてレクチャーをしていただきました。
根来さんは、帝塚山学院大学を卒業した私たちの先輩であり、さらに先日日本中を沸かせたサッカー日本代表の三笘薫選手の栄養サポートを6月までしていらっしゃったそうです。
レクチャーは主に自分が何を強化したいかを考え、そして、食事にどう反映していくかという内容でした。
バレーの石川祐希選手と三笘選手の食事内容を例に、同じアスリートでも目的が違うだけで食事内容も大きく変わるということをまず学びました。
自分で食事をつくる、体の状態、試合が近いかなど様々な要因が人それぞれにあるため、「身体にいいからとりあえず食べる」ではなく、「その人にあった目的の食事」をすることが大事であると教えていただきました。
そこから、私たちが何を強化したいのかを考え「体幹」「瞬発力」「切れのある体つくり」「けがをしない体つくり」この4つについてグループになり、何が必要か、そして私たちに何ができるかを考えました。
普段、食事について自分たちでここまで考えることはありませんでした。


2時間弱という短い時間でしたが、「これ強化するためにはどうしたらいいんだろう?」「体力向上の為に鉄分が必要なんだなあ」など学びが多く、とても有意義な時間になりました。
オフシーズンの現在から私たちの目標に向けての体つくりをしっかりと行っていきたいと思います。
根来光哉さん、本日は貴重なお時間をいただき本当にありがとうございました。
人間科学部食物栄養学科3回生
藤本夏姫
《他の学生の感想》
三笘選手の食事は、しっかりとした栄養士がついて毎日作られる食事ですが、石川選手は、自炊だそうです。夜遅く練習から帰って食事をつくる私たちにとっては石川選手の考え方もとても参考になりました。(2回生)
それにしても、一流選手の食事に対するこだわりの姿勢を教えていただき、やはり、トップアスリートは、技術やトレーニングだけでなく、普段の食事にまで繊細な感覚を持ちこだわっているからこそ良い結果が出せるのだということを痛感しました。(3回生)
ケガしない体つくり、キレのある体つくり、体幹、瞬発力、ジャンプ力、スタミナなどバレーボールに必要な力全てを食事から作り出すことができると思うと、これから意識して食生活を改善していくとどこまで変わることができるのか、とてもワクワクしました。(3回生)


