大学院生1

大学院生

臨床心理士をめざす私を
支え続けてくれるのは、
恩師がくれた言葉

T.Yさん

心理学科

大学院生2

高校生の頃から、将来は臨床心理士として働きたいと考えていた私。当初から大学院への進学を目標に近畿で唯一、専門職学位課程の大学院が併設されている帝塚山学院大学への進学を決めました。現在は、大学院で臨床心理学の勉強を続けています。教育、福祉、医療、司法、産業などさまざまな領域の実習を、他大学院よりも多く行えるのが、専門職学位課程の魅力。学部時代には経験できなかったことを経験できたり、その場でしか体験できないようなこころの動きを感じられたりと日々、実のある学びを吸収しています。先生方の充実した指導や、振り返りと反省の繰り返しによって自らの成長を実感できるので、大きなやりがいも感じます。また、些細なことであっても、実習先の方々に「ありがとう」と感謝の言葉をいただいた時には、頑張っていてよかったと実感します。

大学院生3

もちろん大学院では、厳しい心理臨床の修練を乗り越えていく必要もあります。その中で、自分の考えの甘さに常に直面し続け、自分の至らなさを痛感してきました。そんな時に思い出すのは、学部時代のゼミの先生がおっしゃっていた「自分の質を磨く」という言葉。この言葉のおかげで、私だからこそできた関係性を見つめ直し、前向きに修練を積み重ねていくことができます。恩師との出会いと言葉は、卒業後も、臨床心理士をめざす私を常に支え続けてくれています。

仲間と学びを深めるだけでなく、映画鑑賞会やハロウィンパーティ、クリスマス会などさまざまなイベントを通して、仲間や先生と一緒に楽しめる機会が多かったのも、かけがえのないゼミの思い出。勉強の息抜きをすることができたし、卒業後もずっと連絡を取り続ける友人もできました。

 

今後の目標は、さまざまな方面からクライエントのアセスメントができるよう、幅広い領域で臨床経験を積み、人の在り方やこころの成長を学び続けていくこと。そして、いずれ中学・高校のスクールカウンセラーとして働くこと。生徒の悩みに寄り添い、こころの在り方についてさまざまな可能性を検討し受容できる、こころの荷物を少し預けてもらえるようなスクールカウンセラーになりたいです。

Profile

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帝塚山学院大学大学院 人間科学研究科

高校時代に人間関係で悩んでいた際、親身になって話を聞いてくれた友人のおかげで解決したことをきっかけに、自分もそんな人になりたいと思うように。学部での学びを経て、現在、大学院で日々研究に勤しんでいる。

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卒業生の声