ぱすてる通信 vol.15 (2007.3発行)
  1. 「体操フェスティバル2006 OSAKA国際大会」  井坂 美智子


    「楽しく、元気に、美しく!」 中村 佑子




「体操フェスティバル2006 OSAKA国際大会」  井坂 美智子



帝塚山体操クラブ・パステルに今年の6月入会させていただきました。10月の大会に向けて懇切丁寧なご指導が始まりました。
習い始めの頃は飯田先生のされる動きがよくわかるようにと、前列に並んで懸命に学んでいました。
しかし、回を重ねるうちに段々と後列の下がっていくのでした。子どもの「お母さん、初めは厚かましく鏡の前で練習してたけれど  今はもう出口の扉の前やで、退場ってことや」と話すと笑っていました。
 そんなこんなの出来の悪い生徒を酷暑の中も特別指導をしていただいてどうにか丸をいただいての出場でした。
 さて、いよいよ当になりました。前日の新聞に大きく報道されている大会にと思うと嬉しさ半分怖さ半分という心境です。
先輩に連れられ、立派な体育館に入りました。初めての場所で、施設の大きさや設けの感心。
 早速準備に入りました。白いパンツにラメ入りの上着、頭にはきらきら光つピンクのヘアーバンドとなかなかのいでたちです。
 とうとう、出番です。そんなに上がることもなく、大きく間違うこともなく無事踊り終えることができました。
 会場には、夫と娘夫婦が見に来てくれました。
夫は年配の方も生き生きと体操やダンスを楽しまれている姿に、この会の素晴らしさを感じた様でできるだけ続けるようにと言ってくれました。
ダンスについては文句なし。娘は、とにかく、お母さんの一生懸命さが伝わったと。
 娘から後日談、家に帰って、ビデオの映りを見ていた婿殿の一言「ビデオは、こわい」と。これって写真より真に写っていたということだろう。
余裕のない振りは、軽やかさ、しなやかさ、リズミカルさに程遠いもので、見ていて気の毒にさえ思われたのでしょう。婿殿の一言で全てを語っていたのです。
 次のもっと楽しげでまろやかに踊れるようにしたいと思います。よろしくお願い致します。





「楽しく、元気に、美しく!」 中村 佑子



 一年間が瞬く間に過ぎてしまう。
それもそのはず、色々の仕事がスムーズに片付かないのである。
以前は、一日に幾仕事もこなしていた様に思えるが、ここ2、3年すっかり、のんびりしてしまい、「まぁ・いいか!」
と言う具合いに日々が過ぎているの状態だからだろうか?
その中で今年は、二つのことに出会い大変嬉しく、又今までの自分に「カツ」を入れた思いだ。

 その一つが帝塚山学院大学体操クラブ「パステル」である。
幼い頃よりボールはこわい、とび箱もこわい、鉄棒はダメという先入観があり、
体操とは、おど遠い生活(山登りはしていたが)であった、が「パステル」に出会い身体の中からフツフツと元気が沸いてくる思い、
心地よい汗をかいている。
そして五ヶ月後には、大会にも参加出来、このわずかな期間に「ビュティフルサンデー」を、三十名程でリズムに合わせ、
〜楽しく、元気に、美しく〜見せるということが出来、夢のようであった。

 もう一つは年末に(12月26日)シンフォニーホールで「第九」を歌えた事、いつもは客席で聴く自分であったが、
コーラスを三十三年も続けていながら「第九」には手が届かなかった。
一度、大合唱に参加したいという思いが2年越しに実現でき、
それに加えオーケストラと一緒に歌えたことが、これ又夢の実現であった。

この二つの事を合わせ考えてみると体力の維持が重要であることを実感した。
これからもその維持もために皆様の足てまといにならぬ様に、
日々努力し今年も又新しい事へ挑戦する気持ちを持ち続けたいと思う。
 最後に、すてきな「パステル」の皆様に出会えたことを嬉しく、又素晴らしい先生のご指導に感謝します。



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