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昨年の第26回国家試験から出題形式が一部変更され、問題のレベルアップが図られています。昨年は移行期であったためか、設問内容はやさしくなっていましたが、今年の第27回試験は高度な知識を必要とする設問内容となり、全国平均合格率は大きく低下しました（下表）。このような中、本学卒業生の合格率は90.6％で、全国平均を大きく上回りました（下表）。昨年に引き続いての全員合格とはなりませんでしたが、学生と教員が一体となって頑張ってなしえた成果と思います。

今後も、食物栄養学科は学生と教員の緊密なコミュニケーションのもと、学生の個性を生かしたきめ細かい指導で、全員合格をめざして頑張っていきます。また、卒業生がそれぞれの職場で管理栄養士資格を活用して活躍してくれることを楽しみにしています。

人間科学部食物栄養学科 学科長　小川　博