学部・大学院

大学院

  • カリキュラム編成
  • 将来活躍できるフィールド
  • 大学院附属 心理教育相談センター
  • 教員情報
  • 奨学金制度・スカラシップ制度
  • 入試情報
  • 臨床心理分野の認証評価結果(平成23年度)
  • 大学院学生満足度調査

高度な専門的知識と技能を身につけ、多くの臨床経験を積むことのより社会が求める高度な実践力を備えた「心の専門家」を育成します。

近年、わが国では犯罪の低年齢化、青少年による凶悪事件の頻発や性犯罪の増加、事故・災害の多発による心のケアの必要性、自殺者の増加など、現代人の心をめぐる問題はますます増大し、また複雑かつ深刻化しています。こうした社会状況の中で高度な専門的知識と実践力を有する心の専門家の育成がますます強く要請されています。同時に、生活に密着した地域住民に対する臨床心理分野における高度専門職業人養成の必要性も強く求められています。こうした背景を受けて、本学人間科学研究科では臨床心理学専攻の専門職大学院課程を開設し、実践力を有する真の心の専門家の育成を目指しています。
以下のようなアドミッションポリシーを明確にし、入学者選抜を行なっています。

  • ①幅広い教養と向上心を常に持ち、厳しい心理臨床の修練を乗り越えていく力があること。
  • ②社会人としての良識と対人援助を行う専門家としての倫理意識が高いこと。
  • ③人間に対する深い関心と理解力を持ち、安定した思考力と対人関係能力を維持できること。
  • ④臨床心理学の実践活動家としての高度専門職業人(臨床心理士)を目指す明確な意欲があること。
特徴
1.数多くの臨床心理援助活動での体験的学習と実習により実践力を身につける
専門知識を習得する演習科目と実習科目において、全52単位を修得すれば、臨床心理修士(専門職)の学位を取得することが可能。2年間、平均650時間におよぶ学外実習と平均40~50時間の学内実習を行います。また、修士論文の代わりに、2年間の学習経験を踏まえた「事例研究総括レポート」を提出します。
2.経験豊かな教授陣によるきめ細やかな指導
経験豊富な実務家教員が、事例についての検討会を行うケースカンファレンス、上級者から事例についてアドバイスを受けるスーパーヴィジョンなど、実践活動の指導を担当しています。
3.他大学や他機関との協力、連携による多様な学習機会の提供
市町村教育委員会と連携し、電話相談業務や各小学校へのピアサポーター派遣を実施。また、他大学で臨床心理士をめざす学生との研修会およびケースカンファレンスを行います。

臨床心理に関する高度な知識とスキルを持った「真の心の専門家」の育成をめざして

うつ症状や軽度発達障害に代表されるように、心のトラブルに悩む人がかつてないほど増加しています。そうした人たちのためには、医療的アプローチに加え、心理に関する高度な知識とスキルをもった専門家によるケアが求められています。その役割を果たすのが、臨床心理士であり、本学が育成を目指す人材です。

臨床心理分野の専門職大学院は、従来の大学院の修士課程以上に、「職業人」としての臨床心理士の育成に焦点を当てたものとなります。論文に代わり、在学中からカウンセリングの実践体験を数多く積むことにより、職業人としてのスキルや知識を効果的に身につけられる体制を整えております。

実地訓練の場としては、年間約1,300件の一般市民の方からの利用がある、併設の本学大学院附属心理教育相談センターを活用します。学生には自分の担当クライエントを持ってもらい、実際のカウンセリングスキルを磨いていきます。さらに、教員やクラスメートとのディスカッション、理論を習得するための講義など、2年間のカリキュラムは非常に中身の濃いものになっています。学ぶことが非常に多く、正直なところ勉強は大変かもしれません。しかし、それだけ臨床心理士に対する社会からのニーズは大きいものであり、いち早い一人立ちを期待されているのです。

臨床心理士はまだまだ発展途上の職業ではありますが、医療や教育だけではなく、産業界からもニーズが高まっています。そんな、社会に欠かすことのできない重要な新領域を、ともに切り開いていける方と出会えることを楽しみにしています。

カリキュラム編成

教育理念・目的

本学臨床心理学専攻の教育理念は、さまざまな「心の問題」に対して、高度な専門的知識と豊かな心理臨床的経験と実践力を備え、かつ倫理制を充分にわきまえた質の高い「臨床心理分野の高度専門職業人」を育成することを教育の目的としています。
本学臨床心理学専攻の教育課程は、授業科目の授業と、その他の教育課程によって行い、その目的を達成し得る実践的な教育を行うよう事例研究、実践活動または双方向あるいは他方向に行われる討論、質疑応答その他適切な方法により授業を行います。
教育課程は、臨床心理学の全体像をわれわれの目指す心の実践科学の実態を広く理解できるように、「演習」と「実習」科目を置き、実践的な技能の基礎的な学習を行う「臨床心理学基幹科目」(必修:20単位)、基幹科目の履修を前提にその具体的実践化が展開される「臨床心理学展開科目」(必修:22単位)、高度専門職業人(臨床心理士)が身につけなければならない専門技法とその熟達、理論家に資するための科目「臨床心理学選択科目(特修科目を含む)」(選択必修:10単位)の3群にわけて、臨床心理士としての実務に必要な専門的技術・手法を養成します。

基幹科目

実践的な技能の基礎的な学習と本学大学院附属心理教育相談センターでの個別面接を通じて実践的知識と心理臨床的かかわり能力の育成を図る。(必修科目20単位)

臨床心理学原論演習 Ⅰ・Ⅱ 臨床心理査定学演習 Ⅰ・Ⅱ 臨床心理査定学実習Ⅰ・Ⅱ
臨床心理面接学演習 Ⅰ・Ⅱ 臨床心理面接学実習 Ⅰ・Ⅱ  

展開科目

実務家教員も積極的にかかわり、実践現場で行われるさまざまな援助活動を体験学習する。さらに事例研究、スーパーヴァイズを通した面接技能の向上を図る。(必修科目22単位)

臨床心理地域援助学演習 Ⅰ・Ⅱ 臨床心理地域援助学実習 Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ 臨床心理事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
総合的事例研究演習 Ⅰ・Ⅱ 臨床心理関連行政論  

選択科目

汎用的な心理臨床活動の基礎的な専門技法や独自理論などの特論科目を選択し、専門技法とその熟達を図る。(特修科目を含む。下記の選択科目から10単位5科目を選択)

認知心理学特論 社会心理学特論 人格心理学特論
心理統計法特論 臨床精神医学 生涯発達学特論
学校臨床心理学特論 犯罪心理臨床論 心身医学
家族療法特論 臨床実践事例特修科目Ⅰ・Ⅱ 臨床実践技能特修科目Ⅰ・Ⅱ
認知行動療法特論 発達障害特論
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将来活躍できるフィールド

将来活躍できるフィールド

本学大学院人間科学研究科修了生の臨床心理士資格認定試験合格率

平成20年度 85% 平成21年度 76%
平成22年度 67% 平成23年度 79%
平成24年度 95% 平成25年度 80%
平成26年度 67% 平成27年度 85%

※臨床心理学専攻(専門職学位課程)は、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会の「臨床心理士資格審査規定」第8条1項3号に基づき「臨床心理士」資格試験の資格審査を受けることができる者を養成する機関です。したがって、本専攻修了者は、臨床心理士の資格審査を受けることができます。なお、資格審査のうち、指定大学院修了者に求められる論文審査は免除されます。

学外実習施設等一覧

教育領域
大阪府教育センター 堺市教育センター 八尾市教育サポートセンター
和泉市教育センター 岸和田市教育センター 大阪府立羽曳野支援学校 阪南病院分教室
堺市立はるみ小学校 堺市立日置荘小学校 堺市立日置荘西小学校
堺市立美木多小学校 堺市立晴美台中学校 etc.  
医療領域
近畿大学医学部附属病院
心療内科
近畿大学医学部堺病院
緩和ケア科・心身診療科
大阪府済生会泉尾病院
医療法人ペガサス 馬場記念病院 医療法人丹比荘 丹比荘病院 社会福祉法人天心会 小阪病院
こども心身医療研究所 橋村メンタルクリニック にしじまファミリークリニック
西村クリニック 平井クリニック ぐんぐんキッズクリニック etc.
保健領域
大阪狭山市保健センター 泉南市保健センター
福祉領域
大阪府済生会泉尾福祉センター 堺市児童相談所 NPO法人おおさか若者就労支援機構
社会福祉法人みささぎ会
 認知症予防自立支援推進室
はるみ台保育園 聖家族の家児童院 etc.
連携協力関係の教育委員会等
大阪府教育委員会 堺市教育委員会 大阪狭山市教育委員会
和泉市教育委員会 岸和田市教育委員会
司法・矯正領域
青少年クリニック 浪速少年院
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大学院附属 心理教育相談センター

心理教育相談センター

泉ヶ丘キャンパス内にカウンセリングルーム4室、遊戯療法室3室、カンファレンスルーム3室を置き、相談活動を行っています。地域サービスとして市民の方にカウンセリングを行っており、院生の実践訓練の場でもあります。院生は専門職学位課程の1年の後期から心理教育相談センターで実践に入ります。それまでの半年は、計10名の専任教員と2名の実務家教員が指導にあたり、講義や演習、ロールプレイング実習などの基礎訓練を行います。

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教員情報

役 職 氏 名 担当科目
教 授 東山 紘久
(人間科学研究科長・専攻主任・臨床心理士)
臨床心理学原論演習II
臨床心理面接学演習Ⅰ・Ⅱ
臨床心理事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
総合的事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
臨床心理関連行政論
臨床実践技能特修科目Ⅰ
教 授 氏原 寛
(臨床心理士)
臨床心理面接学演習Ⅰ
臨床心理面接学演習Ⅱ
総合的事例研究演習Ⅰ
総合的事例研究演習Ⅱ
教 授 大堀 彰子
(臨床心理士・実務家教員)
臨床心理査定学実習Ⅰ・Ⅱ
臨床心理面接学実習Ⅰ・Ⅱ
臨床心理地域援助学演習Ⅰ・Ⅱ
臨床心理地域援助学実習Ⅰ・Ⅲ・Ⅳ
臨床心理事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
総合的事例研究演習I・II
教 授 西川 隆蔵
(臨床心理士)
臨床心理事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
総合的事例研究演習I・II
人格心理学特論
教 授 広瀬 隆
(臨床心理士)
臨床心理事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
総合的事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
生涯発達学特論
教 授 深尾 憲二朗
(精神科医)
臨床精神医学
教 授 森田 慎
(臨床心理士)
臨床心理事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
総合的事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
臨床実践技能特修科目Ⅱ
准教授 井上 嘉孝
(臨床心理士)
臨床心理査定学演習Ⅰ・Ⅱ
臨床心理事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
総合的事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
准教授 鈴木 千枝子
(臨床心理士)
臨床心理面接学実習Ⅰ・Ⅱ
臨床心理地域援助学実習Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
臨床心理事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
総合的事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
准教授 中野 祐子
(臨床心理士)
臨床心理学原論演習Ⅰ
臨床心理査定学演習Ⅰ・Ⅱ
臨床心理面接学実習Ⅰ
臨床心理事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
総合的事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
准教授 猪股 剛
(臨床心理士)
臨床心理事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
総合的事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
臨床実践事例特修科目Ⅰ
専任講師 田中 優子
(臨床心理士・実務家教員)
臨床心理査定学実習Ⅰ
臨床心理面接学実習Ⅱ
臨床心理地域援助学実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅳ
臨床心理事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
総合的事例研究演習Ⅰ・Ⅱ
発達障害持論
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奨学金制度・スカラシップ制度

日本学生支援機構

優秀な学生で、経済的事情のある人へ学資を貸与する日本学生支援機構。国家と社会に有為な人材の育成と教育の機会均等に寄与することを目的としています。

金額 第1種 5万円・8.8万円
第2種 5万円・8万円・10万円・13万円・15万円
貸与期間 在学する学校の最短修業年限の終期まで
対象者及び条件 など 人物・学業とも優秀かつ健康であって、経済的理由により学費の支弁が困難であると認められる者。
小野奨学会

公益財団法人小野奨学会が行っている、民間の奨学金制度です。

金額 月額6万円
給付期間 在学する学校の最短修業年限の終期まで
対象者及び条件 など 40歳未満(4月1日現在)。大学院1年次で学業成績に優れ、健康で向上心のある者。同奨学会が定めた成績基準・家計基準を満たす者。
臨床心理学専攻の1年次生のみが対象となります。

※平成28年度の募集はありません。

ドミトリースカラシップ

遠方からの入学者のための家賃援助制度です。大阪府以外の遠隔地で本学指定宿舎に居住する学生に、年間10万円の援助制度を設けています

募集時期 毎年4月
金額 年額:10万円(1年間・更新可能)
交付期間 1年間
対象者及び条件 など 1~2回生。自宅が大阪府以外の遠隔地であること。本学指定の宿舎に居住する者。
留学スカラシップ

海外に留学する学生のための支援制度です。協定校への交換留学生、国際交流基金による留学生を対象としたプログラムがあります。

募集時期 海外に留学する学生のための支援制度です。協定校への交換留学生、国際交流基金による留学生を対象としたプログラムがあります。
金額 プログラムにより異なります
交付期間 当該年度
対象者及び条件 など 留学を希望する者で、試験や一定の審査に合格したもの。
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入試情報

募集人数や試験日程、出願手続きなどの情報はこちらからご覧ください。

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臨床心理分野の認証評価結果(平成23年度)

■臨床心理分野の認証評価結果について

帝塚山学院大学大学院 人間科学研究科 臨床心理学専攻は、臨床心理分野の専門職大学院の適格性に関する評価について、平成24年3月、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会より、臨床心理士養成のための大学院専門職学位課程基準に適合しているとして適格認定証が交付されました。
認証評価結果は以下のとおりです。

⇒ 臨床心理分野の認証評価結果