お知らせ

この夏、大学院と地域連携が熱い!

2024.08.09
大学院

本学が重視する地域連携事業として、大学院臨床心理学専攻が参加した、大変有意義な2企画が開催されました。

 

【子どもの育ち応援セミナー】

2024年7月5日、子どもの育ち応援セミナーが開催されました。
本セミナーは、2019年度から本学と南海電鉄の協働企画として開催、そして、2023年度からは堺市南区子育て支援課が参画いたしました。
今回は「学校に行きたくないと言われたらどうする?」とのテーマの元、大学院臨床心理学専攻 大堀 彰子教授が、特にコロナ禍以降に見られる子どもの心の特徴と、不登校状態への理解についての講演を行いました。
また、堺市南保健福祉総合センター 子育て支援課主幹 新原 有揮先生からは、子育て支援課が行っている、特に保護者への子育て支援や不登校支援に対する具体的な情報提供をお話しくださいました。
その後、南海電気鉄道株式会社 辰巳砂 悦子様の「保護者目線」の司会により、参加者の方との質疑応答の時間が和やかなムードで進み、不登校状態に対する理解や対応を深めることができました。

 

【堺市晴美台中学校区3校合同研修会】

2024年7月26日、昨年度に引き続き、本学で堺市晴美台中学校区3校合同研修会が開催されました。
今年度は子どもを取り巻く今日的課題である性の問題について、助産師の中村 礼子先生による、「性教育の必要性、現状」についての講演と共に、本学臨床心理学専攻教授 大堀 彰子先生による「親と子の心理発達的視点から考える性被害者、加害者への支援」についての講演がありました 。
避けては通れないバーチャル文化が及ぼす子どもの心理的な成長への影響について、そして、性教育は「命の教育」であることを共有することができました。
さらに、本学臨床心理学専攻における実践教育についての示唆を得ることができました。

 

今後もこのような企画を積極的に検討していきたく考えております。