社会生活に求められる汎用的な能力・態度・志向をジェネリックスキルといいます。本学では、このジェネリックスキルの成長を図るため、入学直後に適性検査を行い可視化することで、自分の目標や課題を持って有意義な学生生活を送ることができるようサポートしています。そして大学生活の節目として2回生の秋学期にも適性検査を行い、自分の成長や変化を確認し、更なる成長を目指せるよう継続的にチェックできるようにしています。また、大学生になってからの活動歴を記録していく「テヅカポートフォリオ」を導入しており、将来の就職活動に活かすことができるようになっています。
就職活動は、一人ひとり事情が異なります。周囲が内定を勝ち取っていく中で、焦りが出ることも。本学では、1回生ではキャリア科目を全員が履修しますが、2回生からは自らの修得度と希望に応じて、より実践的なプログラムに取り組むことができます。担当教職員が一人ひとりの状況に応じて、就職決定まできめ細かくサポートしています。
コロナ禍にも、少人数大学の特徴を活かして迅速な対応を行ってきた本学。キャリアセンタースタッフとの個別面談を対面形式とオンライン形式を並行して行い、学生自身が選択できるように配慮しました。また、大学指定履歴書の標準仕様を手書き形式からオンライン形式に切り替えました。その結果、近年増加しているデータでの提出を求める企業の応募にも対応が可能となっています。
本学ではインターンシップ参加を通じた社会体験によるキャリア意識の醸成に力を入れており、単位認定できる制度を整えています。インターンシップ参加者に対しては、事前研修及び事後研修を実施。事前研修では、目標設定と問題意識を持った主体的な取り組み方やビジネスマナーなどの指導を行い、事後研修では、各自の体験の振り返りと学びの共有を行うことにより、インターンシップによって得た知識や技能を深め、定着させる指導を行っています。その結果、インターンシップに参加した学生は、自分の進路への問題意識や新たな職業選択の視野を拡大させています。またこの経験は就職後のミスマッチ防止にもつながっています。
ひとりひとりのオンラインでの見映えや視線などをチェックし、フィードバックしています。
オンラインでの企業説明会が増加している状況を踏まえてオンラインならではの対応方法や心構えなどを指導しています。
企業の採用活動も大きく変化し、多くの企業がオンライン面接を導入しています。落ち着いた環境でオンライン選考に臨めるようオンライン就活用個別ブースを設置しています。
「大阪新卒応援ハローワーク」や近隣の地元ハローワークとの関係を構築し、本学の学生に合った求人情報を収集したり、コミュニケーションが苦手な学生の対応について相談できる支援機関などを毎年増やすなど、より適切な学生対応を行うための仕組みづくりを行っています。
コロナ禍で企業の業績が急激に変化している中で、最新の企業情報を収集し、企業業績と企業の働き方に注目したキャリアセンター独自のおすすめ求人情報を定期的に発信しています。