大学概要

アセスメント・ポリシー

1.アセスメントポリシーの目的

 本ポリシーは、①本学で定める3つのポリシーが適切であるかどうか、また、②本学の教育カリキュラムが3つのポリシーに基づき適切に機能しているかを、多面的、総合的に、点検・評価し、必要な改善に繋げることを目的とする。

2.アセスメント対象及びその指標(何をどの指標によってアセスメントするか)

(1)全体概要

 アセスメントは、次の基本構成で行うものとし、必要に応じて各指標を相互に関連させて実施するものとする。

アセスメント対象 アドミッション・ポリシーで示した資質能力の適切性 カリキュラム・ポリシーに基づき設計されたカリキュラムの適切性 ディプロマ・ポリシーで示した資質能力の適切性 3つのポリシーの整合性
設計の適切性 実行の適切性 学修成果
指標 カリキ
ュラムレベル

①選抜機能評価(各種入学試験とその後のGPA/単位修得状況/留年・中退状況との関係)

②入学時基礎学力テスト(プレイスメントテスト)

③シラバスの第三者チェック(DPと各科目の内容/順序/レベルの整合性)

⑤授業評価アンケート

⑥-1学位プログラムツリーに基づく知識・技能評価【間接評価】

⑥-2全学DPルーブリック評価(10のちから)【間接評価】

⑦成績評価(GPA/GPT)【直接評価】

⑧アセスメントテスト

⑨-1 中間研究
⑨-2卒業研究

⑩PROGテスト【直接評価】

⑫卒業後調査

⑬3つのポリシーの整合性点検(卒業率/就職率/進学率/留年率/中退率)

④学生生活満足度調査

⑪進路先調査
⑭卒業時調査

⑮地元産業界インタビュー調査

授業レベル

③シラバスの第三者チェック(DPと到達目標[ルーブリック]/授業手法/評価方法の整合性)

⑤授業評価アンケート

⑥-1学位プログラムツリーに基づく知識・技能評価【間接評価】

⑦成績評価 (GPA/GPT) 【直接評価】

⑧アセスメントテスト

(2)ディプロマ・ポリシーに基づく学修成果のアセスメント構成

 ディプロマ・ポリシーを学位プログラムツリーに基づく知識・技能と10のちからに再構成し、多面的総合的に評価を行う。(2020年度入学生より)
  [ディプロマ・ポリシー ] = [学位プログラムツリーに基づく知識・技能]+ [ 10のちから]

学位プログラムツリーに基づく知識・技能 帝塚山学院大学生の10のちから
アセスメントのアプローチ 方針 科目単位の積み上げにより実施 カリキュラム単位で総合的に実施
直接評価 教員による科目単位での成績評価 教員による10のちからに対する修得度評価(全学DPルーブリック評価)
間接評価 科目の到達目標に対する学生の達成度自己評価 10のちからに対する学生の達成度自己評価(全学DPルーブリック評価)
カリキュラムの設計手法 整理 方法 教養力、専門力を中心にDPを再表現した人材育成目標と各科目の関係を整理 10のちからと各科目の関係を整理
ツール 学位プログラムツリー カリキュラムマップ
育成アプローチ 授業の内容 主に授業手法
力の教育

豊かな教育を身につけ、自学自習の教育によって求知心を育み、社会に貢献し得る品性高い人材

建学の精神「力の教育」「自学主義」に基づき鍛えられた「社会貢献への意志と力」、そしてレジリエンスと気品をそなえた人物
(レジリエンス=逆境を跳ね返すしなやかな強さ)

A
市民としての教養と多様性への理解を身につけていること。
教養力
B
専門的素養を身につけていること。
専門力
C
論理的に考え、的確に表現する力を身につけていること。
情報収集・分析力
論理的思考・表現力
D
他者と協働し、課題を解決する力を身につけていること。
コミュニケーション力
問題解決力
E
自らを理解し、目標を立て、実現に向けて、持続的に取り組むことができること。
自己理解力
主体的行動力
F
公共性と倫理性を持ち、社会・地域に貢献する意欲があること。
倫理性と自律力
地域貢献力

◎:強い関連 / △:緩やかな関連

3.アセスメントの実施方法

「カリキュラム・アセスメント・チェックリスト」に基づいて実施。

4.アセスメント結果を活用し改善に繋げるための仕組み

  1. 各組織・委員会及び、各組織のIR担当は、担当するカリキュラム・アセスメント・チェックリストに基づき、アセスメント活動を実施する。
  2. 各組織・委員会は、アセスメント結果を教学IR推進委員会に集約する。
  3. 6月、9月、12月の年3回、教学IR推進委員会は集約したアセスメント結果を、また各組織・委員会はアセスメント結果を受けた充実方策の案を、大学評議会(拡大会議)へ報告する。
  4. 大学評議会(拡大会議)は、「2.アセスメント対象及びその指標」に基づき教育活動の評価を行う。この際、以前に大学評議会(拡大会議)で承認した充実方策がある場合には、その結果についても評価を行う。
  5. 大学評議会(拡大会議)は、評価結果及び、各組織・委員会から出された充実方策案を基に、対応を行うのに適した各組織・委員会に充実方策の実行プランの作成を依頼する。
  6. 依頼を受けた各組織・委員会は1か月以内に大学評議会(拡大会議)へ充実方策の実行プランを報告する。
  7. 大学評議会(拡大会議)は充実方策の実行プランの適切性を評価し、充実方策の承認を行う。過不足のある場合は、充実方策の再検討を再度適切な組織・委員会に依頼する。(以下(5)~(7)を繰り返す)
  8. 各組織・委員会は、大学評議会(拡大会議)の承認を受けた改善方策に基づき、教育活動の充実に取り組む。
    ※大学評議会(拡大会議)は、大学評議会構成員を基本に各組織・委員会の代表者を中心に形成する。

5.成績評価の基準

 成績の評価は、秀、優、良、可、認定及び不可、欠席で表し、以下の評価基準基準に基づき、評価を行う。秀、優、良、可、認定の評価を得たものを合格とし、単位を授与する。

評価 評価基準 判定
90~100点 到達目標を十分に達成し、優秀な成果をおさめているか、または修得した力を展開できる。 合格
80~89点 到達目標を十分に達成している。
70~79点 到達目標を相応に達成している。
60~69点 到達目標を最低限達成している。
認定 他大学等で修得した科目、所定の学外活動を本学単位として認定した科目 等
不可 59~0点 到達目標を達成していない。 不合格
失格 授業時間数の3分の1以上を欠席し、担当教員より失格と評価された科目

6.ディプロマ・ポリシーに基づく学修成果の基準

 ディプロマ・ポリシーに基づく学修成果は、全学DPルーブリックの基準に基づき、評価を行う。以下のルーブリックのレベル3をディプロマ・ポリシーに対応した学修到達目標とする。(2020年度入学生より)

10のちから レベル4 レベル3
(学位授与の基準)
レベル2 レベル1
教養力 学位プログラムに基づく基盤教育科目を体系的に履修し、卒業に必要な単位数を修得するとともに、学修内容に対して自分の知見や考えを持ち、社会人としての教養と知識・技能を活用できる。 学位プログラムに基づく基盤教育科目を体系的に履修し、卒業に必要な単位数を修得するとともに、社会人としての教養と知識・技能を身につけている。 学位プログラムに基づく基盤教育科目について、必修科目を修得し、基本的な一般的知識・技能を身につけている。 学位プログラムに基づく基盤教育科目について、初年次に配当された基礎的科目を修得している。
専門力 学位プログラムに基づく専門科目を体系的に履修し、卒業に必要な単位数を修得するとともに、学修した専門知識・技能を活用した研究を発表できる。 学位プログラムに基づく専門科目について体系的に履修し、卒業に必要な単位数を修得するとともに、社会人として生かしていける専門知識・技能を身につけている。 学位プログラムに基づく専門科目について、興味のある科目や属する学年の必修科目を修得し、基本的な知識・技能を身につけている。 学位プログラムに基づく専門科目について、初年次に配当された基礎的科目を修得している。
情報収集・分析力

Ⅰ幅広い情報源から、最適で確かな情報を集め、情報を整理・統合・分析して論理的思考につなげられる。

Ⅱ情報を整理・統合・分析するために各種ソフトを効果的に活用できる。

Ⅰ複数の手法で情報を収集し、整理・統合できる。

Ⅱ情報を整理・統合するために、各種ソフトを活用できる。

Ⅰ複数の手法で情報を収集し、要点を整理できる。

ⅡICT機器や主要ソフトを用いて、文書やプレゼンファイルとして情報収集・整理結果を示せる。

Ⅰ具体的な指示に従って、情報を収集できる。

ⅡICT機器や主要ソフトの基本的操作ができる。

論理的思考・表現力

Ⅰ複雑な事象に対して、根拠を重ねて論理的に考え、一定の説得力をもった自らの結論を導ける。

Ⅱ複雑な事柄について、問題の詳細と自分の知見や考えを、論理的かつわかりやすく表現できる。

Ⅰやや複雑な事象に対して、根拠に基づいた論理的な意見や判断を導ける。

Ⅱやや複雑な事柄について、問題の概要と自分の知見や考えを、わかりやすく表現できる。

Ⅰ事実や他者の意見を根拠として示しつつ、意見や判断を示せる。

Ⅱ文章表現・口頭表現のルールに従って、身近な事柄について、問題の概要と自分の知見や考えを整理して表現できる。

Ⅰものごとを客観的に捉え、事実と意見を区別できる。

Ⅱ文章表現・口頭表現のルールに従って、身近な事柄について自分の知見や考えを表現できる。

コミュニケーション力 今後の社会生活で直面する諸場面で、異なる文化や価値観の人々と、互いに理解しあって、信頼関係を築き協働していく素地ができている。 他者に自分の意見を適切に伝えることができ、互いに理解しあって、信頼関係を築いて協働できる。 他者と意見を交わしながら、一定の目的に向かって協働できる。 他者の発言を聞いた上で、自分の意見を伝えられる。
問題解決力 今後の社会生活で直面する諸場面で、課題解決の方法を主体的に考えて実行し、自己評価をもとに改善していく素地ができている。 学修場面、あるいは日常生活での課題に対して、その解決方法を主体的に考えて実行し、結果を自己評価できる。 学修場面、あるいは日常生活での課題に対して、その解決方法を考え、実行できる。 学修場面、あるいは日常生活での課題に対して、その解決方法を考え、提案できる。
自己理解力 今後の社会生活で直面する諸場面で、自分自身を常に客観的・冷静にとらえ、自己理解のもとに成長目標を見直していく素地ができている。 経験をもとに自分自身を客観的・冷静にとらえて、自分の特徴、強みや弱みを理解し、これからの成長目標を立てられる。 自分の特徴、強みや弱み、自身の成長を実際の経験を基に他者に説明できる。 授業や学内外の活動を通じて、自らの興味関心や特徴、長所や短所について自分なりに把握している。
主体的行動力 今後の社会生活で直面する諸場面で、主体的に目標・目的をたて、挑戦・実行し、最後までやり抜いていく素地ができている。 学修場面、あるいは日常生活で、主体的に目標・目的をたて、挑戦・実行し、最後までやり抜ける。 学修場面、あるいは日常生活で、やらなければならないことを、自主的に計画を立て、実行できる。 学修場面、あるいは日常生活で、やらなければならないことを、自主的に実行できる。
倫理性と自律力 今後の社会生活において、社会のルールを理解した上で、自身の倫理的視点を常に意識し、自律した一人の人間として、様々な場面における判断・行動に反映していく素地ができている。 社会のルールを理解した上で、自身の倫理的視点を常に意識し、自律的に個々の場面における判断・行動に反映できる。 自身が取るべき行動規範について考え、倫理的視点と結びつけて説明できる。社会のルールを理解し、自分を律して、様々な場面においてTPOに合わせた言葉遣いや態度を取れる。 現在自身が持っている倫理的視点について説明できる。自分を律して、大学生活や受講のマナーを理解し守れる。
地域貢献力 今後の社会生活において、社会・地域の課題や状況を理解し、その解決と発展のために積極的に関与する意欲と行動力を備えている。 社会・地域の諸問題について、他者と協力しながら、その解決と発展のために積極的に関与できる。 身近な範囲の問題や課題を解決するために、他者と関わって行動できる。 身近な範囲の問題や課題に気づき、その解決策を考える意欲がある。
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