人間科学専攻(修士課程) 情報・認知科学コース
本コースは、情報・認知科学の分野で活躍できる実践的応用力を身につけたリーダーを育成することを教育目標とし、次のアドミッションポリシーに基づき、入学者選抜を行なっています。
アドミッションポリシー
- 情報メディアについての専門的知識を理解し、情報メディアに関わる問題に関心があること。
- 心のはたらきを科学的に捉えて、心理学と情報技術との融合に関心があること。
特徴
高度に発達した情報化社会の中で、行動科学、認知科学、発達科学のさまざまな知見を活用し、社会に貢献する人材を育成します。
人間の感性や認知メカニズム、発達、大脳生理、メディア社会の研究など、行動科学、認知科学、発達科学、脳科学、情報メディアについての専門的知識を学ぶとともに、従来の学問領域の枠組みを超えて、地域・社会に貢献しうる学際的な研究活動を行う場を提供します。
カリキュラム編成
- 人間科学概論
- 認知心理学特論
- 情報セキュリティ特論
- 産業心理学特論
- 発達障害特論
- 神経心理学特論
- 脳科学概論
- 生涯発達学特論
- 研究指導
- 情報セキュリティ心理学
- 心理統計法特論
- 認知科学演習
- 認知発達科学
- 人格心理学特論
- メディア社会特論
- 大脳生理学
- 教育心理学特論
- 社会心理学特論
- 発達科学実践演習
修士論文評価基準
- 研究テーマが明快で課題設定が適切であること
- 先行研究が適切に検討されて吟味されていること
- 研究目的に対して研究方法が適切であること
- 研究内容に新規性が認められて発展性が見込めること
- 適切な文章表現による論述が行われており、論理展開に整合性が認められること
- 引用文献等の資料を適切に取り扱って、論文としての体裁を整えていること
- 研究計画の立案および遂行、研究成果の発表ならびにデータの保管に関して、適切な倫理的配慮がなされていること。また、学内の倫理規程や研究テーマに関連する学会や団体の倫理基準等を遵守していること。
活躍できるフィールド
- 認知科学、発達科学に関する知識や情報処理の技術を活かして、民間、公共の事業組織、調査研究機関等の専門職として活躍する。
- 情報メディア、発達科学、教育心理学の知識と応用力を活かして、自治体等の文化関係職員として活躍する。
- 情報メディアに関連する認知科学的研究の成果を活かして、大学や専門機関で教育や研究に携わる。