11月15日(金)に行われた総合心理学科の専門科目「発達心理学Ⅱ」の授業に、㈱LITALICOの宮野原勇斗先生が登壇し、「児童期の課題とその援助」についてご講演いただきました。発達支援とは何か、どのような種類があるのか等についてご紹介いただいた後、応用行動分析学(ABA)を取り入れた支援の例(幼児期~児童期が中心)や説明、スマートフォンを使った双方向やり取りや、体全体を動かすワークなどをご指導いただきました。アクティブラーニング型の白熱講義で、学生や教職員全員が積極的に参加しました。
講演内では、㈱LITALICOの紹介がありました。LITALICO は「障害のない社会をつくる」をビジョンに掲げ、就労支援、幼児教室・学習塾などの教育サービスを提供している東証プライム上場企業です。宮野原先生は児童発達支援・放課後等デイサービス「LITALICO ジュニア」において幼児教室・学習塾をはじめとする、発達支援に取り組まれています。講演ではこどもの専門家として企業で働く面白さ・難しさなどをお話いただきました。
学生からは以下のような感想が寄せられました。
「企業としてのビジョンに深く共感し、さまざまな事業を通じて幅広い支援を行っている点に改めて魅力を感じました。特に、子どもだけでなくペアレントトレーニングなど親へのサポートも充実しており、幅広い年代と関わる機会が多いことに惹かれました。多様なケースに携わることで、やりがいのある仕事だと感じ、私もこのような仕事をしたいと強く思いました。」
「どうしても子供じゃなくて自分目線でどうにか解決しようとしてしまいがちですが、本当に子供がしたいことはなんなのかを考えて支援するのが子供のためにはなるなと思い、凄く興味深く面白かったです。」
授業後の質疑応答の時間では、学生や教職員からの素朴な質問にも先生が丁寧に回答してくださいました。学生や教職員にとって多くの学びがある貴重なご講演でした。宮野原先生、本当にありがとうございました。
▼㈱LITALICO ホームページ
https://litalico.co.jp/