本学では、学修成果を積極的に評価することを目的に、2023年度より「資格取得に対する認定制度」を設け、資格試験等の合格や一定以上のスコアに到達した場合に、個別科目(英語、韓国語、情報)の単位認定を行っています。
2023年度には本制度で単位認定を受けた学生を対象に『TOEIC®勉強会』を開催し、中学校後半レベルの文法から学び直した学生が、半年間で約150点のスコアアップを達成しました。2024年度には『TOEIC®勉強会』は上位科目の履修へと引き継がれ、単位認定を受けた学生や2023年度の勉強会参加学生が履修し、日々スコアアップを目指して英語学習に取り組んできました。上位科目の一つである『英語資格講座A/B-a』担当の杉本喜孝准教授は、「秋学期から新たな教材(ALC NetAcademy NEXT)を導入し、本学独自の学習管理システムで『TOEIC通信』を配信して、週ごとの学習進捗状況に対してコメントすることにより、学習意欲の維持に努めた」と総括しています。その結果、2月実施のTOEIC® IPテストを受験した学生のうち70%が「授業の到達目標」である500点を超えました。さらに、そのうちの1名が750点(1年間で320点アップ)を超え、もう1名も600点を突破しました。
今後もさらなるスコアアップと、他の学生への波及効果が期待されます。
帝塚山学院大学は、これからも頑張る学生を応援します!
教学センター 教学課
【参考】
オックスフォード大学出版による資料では、TOEIC®で目標スコアに到達するために必要な学習時間は下記の通りと考えられています。(太字:スコア、細字:時間)
(例)450点の人が650点を取得するには、1日2時間の学習で約7.5ヶ月が必要
https://elt.oup.com/elt/students/exams/pdf/elt/toeic_teachers_guide_international.pdf