7月20日（木）、文部科学省 高等教育局専門教育課 専門職大学院室 保坂孝室長が本学を訪問され、専門職大学院として本学の特色ある授業や付属研究施設「心理教育相談センター」を見学されるとともに、西川隆蔵研究科長、大堀彰子専攻主任をはじめとする大学院担当教員との懇談が行われました。

授業見学では、公認心理師養成カリキュラムを有する人間科学部心理学科の「心理演習（担当：中野祐子准教授）」および大学院「臨床心理学原論演習（担当：辻河昌登教授）」それぞれの授業を見学されました。また、心理教育相談センターでは、学内実習施設でもある相談室並びに遊戯療法室を見学され、本学専門職大学院の実践的な学びに関心を示されました。

懇談では、西川研究科長より本学臨床心理学専攻の沿革や教育理念の説明を行ったのち、大堀専攻主任より専門職大学院を選択した理由、本学のカリキュラムの特長、就職に向けた支援、社会人経験者の入学者の傾向、地域の医療機関・教育機関と連携した取り組みなどについて説明がありました。終始和やかな雰囲気の中、専門職大学院の現在と今後の在り方について有意義な意見交換が行われました。

今回のご訪問は、本学にとっても、専門職大学院としての意義や臨床心理分野の高度職業人育成の使命について再認識する貴重な機会となりました。