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帝塚山学院大学「4年間の学び」について

2020/07/18

帝塚山学院大学「4年間の学び」について
 
このたびの新型コロナウィルス感染症につきましては、学生のみなさまだけではなく、保護者の方々につきましても健康上の不安などを抱いておられることと思います。最近は新規感染者数が増加に転じ、第2波の予兆とも捉えられる状況があります。また世界中においても同様な状況にあり、多くの方が罹患し亡くなられた方も多くおられ、心からお見舞い、お悔やみを申し上げます。
また、今回のコロナ禍においては、大学の学び方だけではなく、企業における採用方法や日本の経済活動そのものも大きく変化すると感じております。
 
今回、保護者の方々から納付金などについてお問い合わせを頂いております。
学生のみなさまの命を守るために緊急事態宣言時(大学においては施設使用制限時)遠隔授業という手法を取り入れ、授業形態(方法)こそ異なりましたが、シラバスに記載されている各授業の到達目標に達するように授業を行っております。各科目を履修の上、設定されている単位を取得する事になります。
大学における納付金につきましては、学部生は4年間、大学院生は2年間で学士、修士を取得するための教育に必要な金額の総額で設定されており、これを年数で等分して納めていただいております。今回のような新しい授業形態を取ったとしても、納付金が上下する事はありません。
また、遠隔授業を行っている間にも図書や雑誌の定期購入、校舎等施設の更新、維持管理も行っております。これに加え、遠隔授業を実施するにあたって、今まで必要ではなかった機材の購入、通信環境の整備や、コロナ禍における安全対策費用等の経費が必要となりました。しかしながら、そうした費用を今年度の納付金に上乗せせず、どの年度に入学された方も同額の納付金で、卒業までの学びを保証するというのが、大学の学費のあり方です。
 
学生の方、保護者の方におかれましては、今回のコロナ禍において、経済的な負担を感じておられるご家庭もあると思います。本学におきましても「遠隔授業支援緊急奨学金」「帝塚山学院大学奨学金」「100周年記念帝塚山学院奨学金」の各制度を用意し、経済的支援についても実施いたしました。また、学生支援機構からも「学びの継続のための学生支援緊急給付金」「緊急無利子貸与型奨学金」等の制度も実施しました。
 
今回のコロナ禍で学生さんの命を守るため、多くの大学が今まで行ったことがない、遠隔授業を行うことになりました。本学も同じ状況です。例年、学期終了後に授業評価アンケートを実施していますが、今年度はこれに加え、遠隔授業に関するアンケートも実施します。大学も学生の皆さんも初めての経験で、改善すべき点も多くあると推察しますが、遅刻がなくなった、質問が増えた、課題提出が良くなった等の効果もありました。
 
最後になりますが、新型コロナウィルス感染症の影響が長期化する状況のもと、秋学期の授業につきましても、学生の皆さんを感染の危険からお守りし、且つ学修の機会を担保するため、遠隔授業を検討したうえで、すべての学生が教育を受ける機会を持てるよう教職員一同努力しております。このことを是非ご理解頂きたく存じます。
 
2020年7月18日
帝塚山学院大学
 学長 津田 謹輔