心理教育相談センターについて

本センターは臨床心理士が個人の心の悩みや家族の問題、学校の問題などについて、相談および援助活動を行うと同時に、臨床心理学の専門家として人の心とその健康について研究を深めていく場です。

また、このセンターは臨床心理士・公認心理師の養成機関でもあり、臨床心理学専攻の大学院生が1 年の秋学期からこのセンターで実践に入ります。その際、臨床経験豊かな教員の丁寧なスーパーヴィジョン(実地指導)を受けながらカウンセリングや遊戯療法・箱庭療法などを行い、相談活動に関わります。

センター長からのごあいさつ

いじめや虐待、犯罪や災害など、こころが痛む出来事が毎日のように起こっています。また、学校・職場不適応、引きこもり、発達障害、認知症への対応など、現代社会には「こころについて考える」問題が山積し、こころの専門家である臨床心理士・公認心理師を養成することへの重要性はますます高まっています。
帝塚山学院大学大学院は、我が国の私学として初めて、「高度な専門性が求められる職業を担うための深い学識および卓越した能力を培うこと」を目的とした心の専門家(臨床心理士・公認心理師)を養成する専門職大学院、臨床心理学専攻(専門職学位課程)を開設し、現在、多くの修了生が医療保健・教育・福祉・産業・司法の現場で臨床心理士・公認心理師として活躍しています。
大学院附属の心理教育相談センターでは、臨床家を目指す学生と共に、医療・教育他多領域域での豊富な臨床実践を重ねている教員(臨床心理士・公認心理師)が、さまざまな状況で困難感を抱いておられる方に対して、地域社会貢献につながる心理支援を行っています。
社会情勢の目まぐるしい変遷により、幼児から高齢者まで「生きにくさ」を感じる世の中に向かっていると感じています。心理教育相談センターは皆さまのこころの健康に寄り添い、支援を続ける役割を担っていきたいと考えています

心理教育相談センター長 大堀 彰子

ご相談内容

子どもの発達や行動について

学校/園に行かない・いじめ・発達の遅れ・学習不振・発達障害・落ち着きがない・こだわりが強い・友だちができない・チック・夜尿・子育て、教育相談など

人間関係について

家族や職場の人間関係がうまくいかない・攻撃されやすいなど

心身の不調

気分の落ち込み・気力がわかない・不安が強い・イライラする・緊張が強い・ストレスによる身体症状(不眠・食不振・下痢便秘など)

適応の問題

仕事が続かない・引きこもり・成人の発達障害

生き方について

自分の性格を考えたい、過去の嫌な経験を忘れたい、進路や将来について相談したいなど

  • ※個人情報については、個人情報保護法および関連する法令を遵守いたします。
  • ※学校・企業の方からのご相談も受けております。
  • ※小児科・児童精神科・心療内科/精神科などの医療機関、学校/園などの教育機関、子育て支援・就労支援などの福祉機関との連携を重視しています。

相談面接料(税込)

初回面接
個人 3,000円
親子並行 5,000円
継続面接1回につき
個人 2,000円
親子並行 3,000円
心理検査 3,000円

スタッフ

  • 大堀 彰子 教授
    (心理教育相談センター長/臨床心理士・公認心理師)
  • 中野 祐子 教授(臨床心理士・公認心理師)
  • 宮田 智基 教授(臨床心理士・公認心理師)
  • 辻河 昌登 教授(臨床心理士・公認心理師)
  • 西川 隆蔵 教授(研究科長・臨床心理士)
  • 広瀬 隆 教授(臨床心理士・公認心理師)
  • 深尾 憲二朗 教授(精神科医)
  • 森田 慎 教授(臨床心理士・公認心理師)
  • 猪股 剛 教授(臨床心理士・公認心理師)
  • 千葉 友里香 専任講師(臨床心理士・公認心理師)
  • 広瀬 結美子 助教(臨床心理士・公認心理師)
  • 宮川 貴美子 非常勤講師(臨床心理士・公認心理師)
  • 片山 貴美子 非常勤講師(臨床心理士・公認心理師)
  • 山下 聡恵 非常勤相談員(臨床心理士・公認心理師)

お申込み方法

完全予約制です。お電話でお申し込み下さい。
お申し込みの際、お名前、年齢、相談内容、連絡先をお伝え下さい。
初回面接日時につきましては、ご相談の上、決定いたします。

お申込み先

TEL:072-296-6349

月曜日~土曜日 午前10:00~午後4:00まで

アクセス

帝塚山学院大学 心理教育相談センター
〒590-0113 大阪府堺市南区晴美台4-2-2
TEL:072-296-6349

アクセス