3月5日(水)漢字ミュージアム(京都府京都市/阿辻哲次 館長)にて、「動く漢字展」のオープニングイベントを実施いたしました。
「動く漢字展」はリベラルアーツ学部 リベラルアーツ学科 情報クリエイティブ専攻の科目
「メディア表現技法(担当:佐藤安 専任講師)」にて、テキストデータをどのように可視化するかをテーマにこれまで研究。
考えることだけでなく、作ることまでできることがこの授業の最大の魅力となっています。
今回、学生22名が「漢字1文字」に着目し、成り立ちや意味を表現した動画(アニメーション)を展示しています。
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オープニングイベントでは、阿辻哲次 館長から開催のお言葉や、4名の学生によるギャラリートーク実施され、各メディアからも取材して頂きました。
参加学生からのコメントは下記の通りです。
リベラルアーツ学科3回生 稲垣 秀太さん
漢字:「襲」
選んだ理由は画数が多い漢字であり、表現の難しさに挑戦したかったこと。
見た人が分かる漢字としたかったためです。表現が難しかったが、龍の形やうごき、うねりに注目して欲しいです。
また「衣」部分を龍の頭に被せる理由として、「襲」の意味に重ねるといった意味があり、それを表現しました。
リベラルアーツ学科3回生 稲葉 暖さん
漢字:「鰐」
選んだ理由は、生き物の中でも動きにメリハリ魚を表現として使いたかったため。
「魚へん」を泳ぐ魚に、それ以外の部分で鰐を表現。20秒間の中で話の展開をもたせています。
リベラルアーツ学科3回生 三橋 海斗さん
漢字:「笑」
選んだ理由は、自分自身が笑うことが好きで、それを表現したかったためです。
一画一画の大きさや、形を変えないという条件を付け「笑」を様々な笑顔で表現した点に注目して頂きたいです。
リベラルアーツ学科3回生 湯本 咲さん
漢字:「積」
選んだ理由は動きの意味がある言葉にしたかったことや、小学校で習う漢字にすることで、多くの人に楽しんで頂きたかったたまです。
今回取り入れた動きは、テトリスのようなパズルゲーム。
アニメーションの動きにバリエーションを出し、重さを表現。
あえて部首から積み上げず、完成に向かう中で、どのような漢字になるか想像しながら見て頂けるようにしました。
「動く漢字展」は3月31日(月)まで開催しています。
ぜひ、学生たちのクリエイティブに溢れる作品をご鑑賞ください。