植田浩客員教授による特別講義を開催しました

6月10日（火）に行われたリベラルアーツ学科専門科目「公共政策論」（大島裕市准教授）の授業において、「自治体の政策について」をテーマに、約40年にわたり国や自治体の現場で多くの政策に携わってこられた植田先生（現大阪府・大阪市儀典長／元駐ルーマニア特命全権大使）よりご講義をいただきました。まず、「大阪関西・万博2025」の誘致から開催に至るまでの国や自治体をはじめ様々な機関の関わりやテーマの設定、大阪府・市が出展しているパビリオンの内容についてご説明いただきました。続いて、札幌ドーム（札幌市）、泉北ニュータウン（大阪府）を具体例として取り上げながら、それぞれの政策がどのような背景のもとで立案・実施されていったのか、当時の情勢や政策の経緯を交えて詳しくお話いただきました

 

学生からは、「地方行政は多岐にわたる課題に取り組んでいて、一つ一つに深い意味があることを実感できました。漠然とニュースで聞くことしかなかったテーマが、身近な問題として感じられてとても刺激になりました。」との声も寄せられました。

 

植田先生のご経験に基づく貴重なお話をうかがうことができ、学生にとって公共政策について理解を深め、視野を広げる大変有意義な時間となりました。

 

この度の特別講義開催に際し、植田先生のご尽力に御礼申し上げます。

 

教学センター