お知らせ

保井俊之先生の特別講義を実施いたしました

2025.06.18
リベラルアーツ学部

6月17日(火)にリベラルアーツ学部の専門科目「公共政策論」(大島裕市准教授)において、武蔵野大学ウェルビーイング学部教授、叡啓大学ソーシャルシステムデザイン学部教授、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授の保井俊之先生が登壇し、「ウェルビーイング(心身社会の幸せ)を実現する:公共政策を自分たちでつくってみよう」についてご講義いただきました。

先生は、財務省及び金融庁の主要ポストを経て、政府系地域活性化ファンドの地域経済活性化支援機構(REVIC)常務取締役、中南米向け国際金融機関の米州開発銀行(IDB)の日本他5か国代表理事を歴任され、ウェルビーイング、社会システムデザイン、社会イノベーション、地域通貨、地域金融、公共政策などを研究されてこられました。

ご講義では、国の公共政策設計の流れや新しい官民協働のかたち、海外や日本で政策目標になっているウェルビーイングを中心に、なぜそれが重要なのか、生活・仕事の両面で主観的ウェルビーイングを高めるためにどうすればよいか、ウェルビーイングなことを創ることで、創造性、業績と働きがいを追及することができることなどについてお話がありました。

学生にとっては、海外や日本全体に視野を広げて政策を考えることで多元的思考ができるようになるとともに、ウェルビーイングの考え方、ウェルビーイングと政策の関係について理解することで、本年度本学が設立した「ウェルビーイング共創ハブ」への関心も高まり、大変有意義な時間となりました。保井先生、ありがとうございました。