お知らせ
2025年10月1日及び8日、管理栄養学科2回生を対象に、基礎演習Ⅳの授業の一環として公益社団法人米穀安定供給確保支援機構と連携した「ごはんの適量を学ぶ「3・1・2弁当箱法」体験セミナー」を開催しました。
「3・1・2弁当箱法」とは、食べる人の身体に合ったサイズの弁当箱を「ものさし」として、5つのルールに従い、主食・主菜・副菜を詰めることにより、1食に必要なエネルギーや栄養素を適量かつバランスよく摂取できるよう考案された料理選択型栄養・食教育教材の一つです。「3・1・2弁当箱法」の理論について学んだ後、どのように料理を弁当箱に詰めると栄養バランスの良い1食になるかを考えながら、弁当の設計図を描き、それに基づき主食・主菜・副菜を詰める実習を行いました。また、弁当箱につめた料理をごはん茶碗や皿に盛り返し、適量で栄養バランスの良い1食になっていることも確認しました。
学生からは「1食の適量や主菜、副菜のバランスがよくわかった」といった感想とともに、「自分が実践することで将来伝える側になったときに役立てたい」といった栄養教育者としての視点からの感想もみられ、将来、管理栄養士として活躍していくための知識・スキルを高める実り多い実習となりました。