お知らせ

本学研究成果がスペインの日本食講義で活用されました

2026.03.09
食環境学部

本学では、日本貿易振興機構(JETRO)からの委託研究を受けて、硬水と軟水の違いが日本料理の昆布出汁の抽出や味覚に与える影響についての旨味成分や官能評価を基に研究を実施しました。本研究は食環境学部食イノベーション学科の鈴木利雄教授、勝川路子専任講師が中心となって行ったものです。

研究では、硬水・軟水を使った種々の条件下で、日本を代表する昆布(真昆布、羅臼昆布、利尻昆布、日高昆布)から出汁を抽出し、その味や香り、透明度の違いについて評価を行い、日本料理における水質と出汁文化の関係について検証しました。

この成果は、スペイン・San Sebastiánにある世界的な料理教育研究機関 Basque Culinary Center において実施された日本食に関する講義「日本人シェフによる、料理人を目指す学生や講師等関係者を対象にした昆布出汁講座」(JETRO主催)において活用されました。講義では、昆布出汁の取り方の解説とともに複数の出汁の試飲が行われ、硬水と軟水による味の違いを体験的に理解する内容となりました。

ジェトロ、サン・セバスチャンで北海道産食材をPR(スペイン、日本)

https://www.jetro.go.jp/biznews/2025/11/a8644c73856fb81b.html

 

本学の研究成果が、日本食文化の科学的理解と海外における日本食教育の発展に寄与する事例となっています。今後も本学では、研究成果を通じた日本食文化の魅力の国内外への発信に取り組んでまいります。