お知らせ
帝塚山学院大学では、「帝塚山学院大学ウェルビーイング共創ハブ」の取組みとして、スイーツ心理学®プロジェクトを実施しました。
スイーツ心理学®では、心理学の知見を活かしてスイーツの味わい方や心理的効果を探求しており、さらに地域文化と融合させた取組みを通して、新しい地域創生に寄与することに力を入れています。本年度のプロジェクトでは、「堺の茶の湯文化」「コーヒー」「スイーツ心理学」を掛け合わせ、学生企画の商品開発を行いました。
2026年3月20日(金・祝)、さかい利晶の杜において、学生たちが企画・開発に携わった3種類の菓子をお披露目するイベントを開催しました。
当日は20分ごとに20名の方へ提供を行い、5時間を通して計300名の皆様にご参加いただきました。全時間で全席が満員となり、用意した300セットの菓子はすべて提供できました。
多くの皆様にご来場いただき、誠にありがとうございました。

会場では、学生たちが開発に携わった商品を来場者の皆様に実際に味わっていただきました。商品を手に取って選んでいただく様子や、「美味しい」「見た目がかわいい」といったお声を直接いただけたことは、学生たちにとって大きな励みとなりました。地域の皆様との交流を通して、学びが社会とつながる意義を改めて実感できる機会となりました。




今回提供した菓子は、堺の菓子店「御菓子司 天神餅」と、珈琲豆屋「Fukugacrew(Heartbeat beans.)」のご支援を受けて開発した産学連携による取組みです。学生たちは、堺らしさをどのように表現するか、人の心に残る商品とはどのようなものかを考えながら、企画、デザイン、試食、改良を重ね、商品づくりに取り組みました。
学生が開発した3種類の菓子

結び雫(むすびしずく)
5つの表情で心をつなぐ、しずく型の練り切りです。言葉がなくても伝わる「表情」の力に着目し、見た目の楽しさと気持ちの共有を大切にした商品です。繊細な甘みの中にコーヒーの風味を感じられる一品に仕上がりました。なお、結び雫は2個で1セットとして提供しました。

堺ふるどら(さかいふるどら)
「食べながら学べる」をテーマにした、新しいどら焼き体験を提案する商品です。コーヒーパウダーで堺の歴史や文化をモチーフにしたデザインを施し、見て、選んで、味わって楽しめる体験型の和洋菓子として仕上げました。学生ならではの発想が光る一品です。

堺三香(さかいさんこう)
「もしも利休がコーヒーを飲んだなら?」という発想から生まれた、和洋融合の菓子です。プレーンと抹茶のカステラにコーヒー餡を挟んだ三層構造が特徴で、堺の茶の湯文化とコーヒーの魅力を一つにした味わいとなっています。
なお、当日は各商品100セット、計300セットを用意し、いずれも好評のうちに全て提供でき、イベントを終えました。

学生の声
学生の声①
大学で考案した商品が実際に商品化され、来場者の皆様に提供されたことは、夢のような経験でした。お客様から「美味しかった」「見た目がかわいい」と直接声をかけていただき、自分たちの工夫が伝わったことに大きな喜びを感じました。
学生の声②
「ふるどら」を見つけたお客様が、うれしそうに駆け寄って選んでくださったことがとても印象に残りました。
学生の声③
多様な世代の方々とスイーツや飲み物を通じて交流できたことが印象的でした。来場者に喜んでいただくために行動する中で、相手を思いやることや、おもてなしの心の大切さを学びました。
学生の声④
自分たちが考案したお菓子をお客様が美味しそうに召し上がり、お褒めの言葉をいただけたことが、大きな達成感につながりました。試行錯誤を重ねてきた成果を実感できる機会となりました。
本学では今後も、学生の学びと地域社会をつなぐ実践的な取組みを通して、ウェルビーイングの実現と地域創生への貢献を目指してまいります。
※本事業は、帝塚山学院大学と堺市との包括連携協定に基づく取組の一環として実施しています。また、さかい利晶の杜における「帝塚山学院大学連携地域にぎわい事業」として行われました。

