お知らせ

心理学科卒業研究発表会が開催されました

2023.02.06
総合心理学部

2023年1月31日(火)に2022年度の心理学科卒業研究発表会が開催されました。

卒業論文を提出した36名が各自の研究成果についてプレゼンテーションを行い、主査・副査の教員からの質問に答えました。また発表会に参加した3回生以下の学生からの質問もあり、活発に議論がなされました。

卒業論文を書き終えた学生は、「大変だったこともあるけど、全体的に楽しかった。」「この1か月は毎日のように卒論と向き合っていたので、それがなくなってさみしい気持ちがある。」と、達成感を得たと同時に学生生活の終わりを感じていました。

また発表会に参加した1回生からは「とても興味深い発表ばかりだった。ぜひ先輩の卒論を読みたい。」という意欲的な声もありました。

心理学科の卒業研究にご協力いただいた皆様、および、発表会に参加された皆様に感謝申し上げます。

来年度もよろしくお願いいたします。

<卒業論文タイトル一覧>

・友人関係にある人に同性の恋人がいると仮定した場合における仮想接触による偏見の緩和効果の検討

・ペットとの関係と人格形成

・SNSの投稿に「いいね」を送る際の心理的特徴に関する調査

・高校生と大学生の人間関係に対する悩みと比較について―KJ法を用いたインタビュー調査の分析―

・学内、学外恋愛による交際期間や関係認知が大学生の恋愛関係に及ぼす影響―恋愛を避けるか避けないか―

・リーダーとメンバーの関係規範の違反が怒りに及ぼす影響

・実際目の前にある自然と、画面越しで見る自然のリラックス効果の違い

・感謝の違反抑止メッセージによる迷惑行為の予防に関する研究

・朝にチョコレートを食べることによる心理的効果について―時間帯別の比較検討―

・人生系音楽が人に及ぼす影響―音楽聴取による感情変化―

・心理的居場所と自己同一性の関連―インターネットの居場所とLMTの表現に着目して―

・似合うと性格―着用者に衣服が似合うかどうかの判断への着用者の性格の影響―

・ダイエットとストレスと食欲の影響

・コーヒーの芳香が心理状態や創造的思考に及ぼす影響についての調査

・香りによる心的影響と創造的発想に及ぼす効果の検証―クッキーの香りを用いて―

・第二反抗期の有無に関する発達過程について―自己主張の仕方の違いから―

・音楽聴取による作業効率への影響の効果が出るまでの時間―文章校正課題を用いて―

・歌声が歌い手の印象評価に与える影響

・嘘と無意識―バウムテストでの嘘とパーソナリティの検討―

・不登校児きょうだいの経験と受けた影響について―不登校問題に対する感じ方の検討―

・映画「心が叫びたがってるんだ。」から読み取る思春期のこころ

・スイーツ心理学の概念的印象とフォントの印象の類似性

・貧困が与える自己の捉え方について―貧困層と非貧困層の自己肯定感について―

・大学生における特性的自己効力感と就業動機、職業未決定との関連

・自己効力感と外出頻度―コロナによる自己効力感の影響―

・結婚式の打ち合わせ場面における新郎新婦の自己開示に関する実験

・色の見え方が食欲や食品イメージに与える影響

・スリーサークルボールを用いた交流および共同学習プログラムへの提言

・息苦しさを抱える人への認知行動療法―大人の発達障害とともに考える―

・自伝的記憶の想起が時間的展望に及ぼす影響について

・挫折経験の肯定的な意味付け過程の違い―挫折経験の内容に注目して―

・威圧感や緊張感を与えない消費者への接し方に関する観察研究

・愛情関係スタイルの成熟への移行―教育的支援の可能性―

・UIデザインに対する評価観点の検討

・援助者の見た目が第三者による援助行動への評価に与える影響

・説得場面において手書き文字と印刷文字はどちらがより有効か

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