2020年5月8日
学生のみなさま
教職員各位
緊急事態宣言を受けて
5月4日、政府は緊急事態宣言を5月31日まで延長することを決定し、大阪府は引き続き特定警戒都道府県になります。5月5日、大阪府は大阪モデルを提唱し、5月15日に休業要請施設の再開の判断をすると発表しました。
今後政府や大阪府の方針が1~2週間ごとに更新される可能性があります。また一方特定警戒都道府県であるか否かにかかわらず、学校は経済活動とは切り離して段階的に活動を進めることも示されました。
このような変化する状況のなかで、大学も弾力的に対応したいと考えます。
1.遠隔授業について
「新型コロナウィルス対策に伴う遠隔授業特設サイト」をたちあげ、4月27日~5月2日までを遠隔授業準備期間としました。この準備期間の授業では、課題の提出率は良く、資料提示後の学生の反応も早い。そして、パワーポイントにナレーションを付けた動画の評判も良く、まずまずの滑り出しであると考えています。
5月7日から本格的に遠隔授業を開始します。当初5月20日までと考えていましたが、遠隔授業は5月31日まで延長します。しかし対面授業が可能となった場合でも、対面が必要不可欠な一部の科目からの段階的実施とせざるをえず、多くの科目では遠隔授業を継続しなければならないと想定しています。
遠隔授業は、予定されていた通常の対面授業とは異なり始めた授業形態です。これからみなさんと一緒に改善しながら進めていきましょう。
また遠隔授業では難しい科目への対応については検討中です。
2.緊急事態宣言に基づく施設使用停止要請
現在5月10日までとなっている活動基準を施設使用停止要請が解除されるまで基本的に継続します。
1)学生について
キャンパスへの入構は禁止します。
教育上必要不可欠な場合は大学事務局に事前連絡のうえ入構を認めます。
2)教員について
在宅勤務を基本とし、キャンパスへの入構を原則として禁止します。
ただし、教育・研究の継続のために必要不可欠な場合入構を許可します。
3)職員について
最小限の事務機能を維持できる職員数に限定して、所属長の判断により入構を認めます。
4)学内の事業者、関連会社等について
キャンパスの入構を原則として禁止します。
ただし、改修工事など事業の継続のために不可欠な場合は入構を認めます。
帝塚山学院大学
学長 津田 謹輔