学童期の子どもたちが望ましい生活習慣を身に付けることができるよう、堺市中区宮園校区の地区組織が主体となり毎月1回実施している「早起きをして朝ごはんを食べよう会」に、2016年度より本学食物栄養学科の学生有志がボランティアとして参加し、食事支援や歯磨き指導、食育などのサポートをしています。
加えて今年度は、子どもたちがよく噛んで食事を味わうことの大切さや1食に食べるとよい野菜摂取量を理解し、関心を高めて摂取しようとする意欲を持つことを目指した食育イベントを実施しました。食育イベントでは、よく噛む食材を使用し、1食で野菜100g以上になるように栄養バランスも考えながら学生が考案した「ちらし寿司」と「野菜たっぷり味噌汁」を、感染症対策をしっかり講じながらみんなで作りました。子どもたちからは、「1食に食べるとよい野菜の量が分かった」、「盛り付けるのが楽しかったし、おいしかった! 」等の感想が聞かれました。
さらに子どもたちだけでなく、地域住民の皆さまの健康づくりにつながるよう、バランスの良い食事の整え方や減塩などをテーマに、帝塚山学院大学(食物栄養学科金田直子講師)、武庫川女子大学、八田荘団地自治会が連携して「健康カレンダー」作成し、校区にお住まいの皆さまへお届けいたしました。このカレンダーは一昨年度から配布しており、地域住民の皆さまからの「健康に役立つ情報が記載されており、今年度も継続して欲しい」という要望により、今年度も作成、配布することになりました。
これからも一層、地域の健康づくりに力を入れて取組んでまいります!