比較文化研究所とは?

実社会において、ものの考え方などが異なる人たちとの間で円滑にコミュニケーションをおこなうのは決して容易なことではありません。自分の考えを他者にわかりやすく伝える、相手の伝えようとしていることを適切に理解するにはどうしたら良いのか、一緒に考えましょう。 また、具体的な課題の解決のために背景の異なる人々を束ね、ゴールへと導いていくリーダーシップも必要となります。本研究所と大阪狭山市が主催する公開講座では出身や専門、問題関心の異なる人びとの間での議論やディベートなどを通じて、このコミュニケーション能力を磨きます。また紀要「比較文化」の発行を通じて、本研究所と地域社会の皆さんが一緒になって、研究や実務の世界で活躍できるリーダーを育成します。

目的

本研究所は、異文化を理解すること、文化を比較すること、についての研究や調査を行います。本学の文化交流を推進し、今日におけるこの分野の振興や発展に寄与すると同時にそれを地域社会に広く還元することを目的とします。本研究所では、文学、心理学、情報学、美学、食物栄養学、言語学、社会学、経済学、政治学などを専門とする教員を備えており、これらを統合させることによって、課題の解決を図ります。

事業内容

  1. 研究・調査活動
  2. 研究紀要、研究・調査報告書等の刊行
  3. 研究・調査の報告会、講座、講演会等の開催

紀要の出版履歴

紀要「国際理解」および「比較文化」発行履歴一覧(1972~2020)

書名:国際理解

発行年
創刊号 1972
2 1973
3 1973
4 1973
5 1973
6 1974
7 1975
8 1976
9 1977
10 1978
11 1979
12 1980
13 1981
14 1982
15 1983
発行年
16 1984
17 1985
18 1986
19 1987
20 1988
21 1989
22 1990
23 1991
24 1993
25 1994
26 1995
27 1996
28 1997
29 1998
30 1999
発行年
31 2000
32 2001
33 2002
34 2003
35 2004
36 2005
37 2006
38 2012
39 2013
40 2014
41 2015
42 2016
43 2017
44 2019

2018年、国際理解研究所を比較文化研究所に改組

書名:比較文化

発行年
創刊号 2020

講座動画

2020年度後期 国際理解公開講座
第1回 化学兵器の脅威 〜毒ガスによるテロから身を守るには〜

2020年度後期 国際理解公開講座
第2回 タンパク質危機がやってくる 〜どうすれば回避できるのか〜

2020年度後期 国際理解公開講座
第2回 (質疑応答)タンパク質危機がやってくる 〜どうすれば回避できるのか〜

2020年度後期 国際理解公開講座
第3回 なぜ日韓関係はうまくいかないのか?日韓関係の現在

2020年度後期 国際理解公開講座
第3回(質疑応答) なぜ日韓関係はうまくいかないのか?日韓関係の現在

事務局連絡先

住所 〒590-0113
大阪府堺市南区晴美台4-2-2
TEL 072-247-4567
FAX 072-292-2135
Eメール bunkaken@tezuka-gu.ac.jp

2023年度所員

所長 小松 久美子(本学准教授)
兼任研究所員 猪股 剛(本学准教授)
杉江 美子(本学教授)
鈴木 敬吾(本学教授)
田中 仁(本学専任講師)
西川 禎一(本学教授)
福島 理子(本学教授)