お知らせ

「FOODEX JAPAN 2024」で糀屋雨風との共同開発商品を発表しました!

2024.03.08
食環境学部

2024年3月5日(火)~3月8日(金) に東京ビッグサイトで開催されたアジア最大級の食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN 2024」に、池田高紀専任講師(食物栄養学科)と田川順真さん(食物栄養学科4回生)が参加し、糀屋雨風との共同開発商品 「オリゼチーズ」 を発表しました。

「オリゼチーズ」は、堺で300年以上続く醸造会社の糀屋雨風と帝塚山学院大学が共同開発した、カシューナッツを原料に用いた新規な代替チーズです。

◆糀屋雨風Webサイト(https://amekaze.jp/

<開発の経緯>
糀屋雨風が自社工場を持つカンボジアでは、カシューナッツの加工時に出る割れカシューナッツの有効活用が求められています。そのニーズに応えつつ、糀屋雨風のオリジナリティを取り入れた商品を作りたいという想いから、本学と共同で開発がスタートしました。

<開発のコンセプト>
1.プラントベース(植物性原料のみ)とすることで、健康志向の高い方や、ベジタリアンやヴィーガンの方にも幅広く食べて頂けること
2.日本の国菌で、糀屋雨風の味噌や醤油づくりにも用いている麹菌 (Aspergillus oryzae) を用いて発酵熟成させること
3.原料に用いるレモン果汁として、糀屋雨風や帝塚山学院大学の地元である大阪府堺市で栽培される泉北レモン®(https://senboku-lemon.net/)を用いて、地産地消の要素も取り入れること

上記より、SDGsの「3. すべての人に健康と福祉を」「11. 住み続けられるまちづくりを」「12. つくる責任、つかう責任」「15. 陸の豊かさも守ろう」という目標にも適合した、新しい代替チーズ「オリゼチーズ」が誕生しました。

現在、一般販売に向けて準備を進めています。どうぞお楽しみにお待ちください!