産業心理学実習(スイーツ心理学)の取り組みとして、8月23日(金)に株式会社ロッテの東京本社を訪問。学生11名がロッテのチョコレートを用いた社会的問題の解決アイデアについてプレゼンテーションを行いました。
産業心理学実習(スイーツ心理学)では、企業で役立つ心理学の知見や研究手法について、スイーツを題材として実践的に学んでいきます。
今年度は株式会社ロッテのチョコレート担当者の協力のもと、様々なロッテ商品を対象として価値分析を行い、その上で心理学の知見を活用した社会的問題を解決するアイデアを考えました。
授業ではそれぞれが考えたアイデアについて、発表を何度も行い、履修者同士で意見を交換したり、試行錯誤を重ねブラッシュアップしていきました。
当日は各自のアイデアについて5分間のプレゼンテーションを実施。発表会はロッテのお菓子を食べながら、笑顔とともに有意義なものとなりました。
各学生のアイデアに対して、ロッテの担当者からマーケティングやプロモーション活動等に展開できる可能性など、さまざまな質問や意見を頂きました。
発表した学生は「社員さんたちからのフィードバックは、アイデアのブラッシュアップになり、今後に向けて役に立つ内容であったので、とても勉強になりました」「アイデアを練るのは大変でしたが楽しかったです」「今回の発表を通して、とても成長できたと感じています」と話しています。
プレゼンテーションの後は、ロッテ社内で実施している「官能評価」を帝塚山学院大学ver.にしたものを体験。無味を含む6つの味の透明飲料を試飲して、その味を当てるクイズを行いました。
なんと11名中6名の学生が全問正解!優秀と褒められとても喜んでいました。
また、学生たちはロッテの社員の方々と各種商品に関する思いなど意見交換も行いました。今回の企業訪問も発表・体験を通して、実習での学びをさらに深められる一日となりました。