Sweets Psychology

スイーツ心理学

スイーツ心理学

おやつと心の、ふしぎな関係。

スイーツ(甘い食べ物、デザート)を対象とし、心理学の知識、および手法を活用することで、ポジティブな感情(幸福感などの快感情)を喚起する仕掛けを考案する新たな学問です。2018年4月、帝塚山学院が独自に創造した学問領域としてスタートしました。

※スイーツ心理学®は、学校法人 帝塚山学院の登録商標です。

News

Feature

Feature

人々に幸福感をもたらすスイーツを用いた心理学の学び

甘いスイーツを食べると幸せな気持ちになる。多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか。そんなスイーツと幸せの関わりについて、心理学をつかって考えていくのが「スイーツ心理学®」です。基礎から応用まで幅広く研究することができ、将来のキャリアに結びついた心理学を学ぶことができます。

Feature

消費者視点から生まれる新しいアイデア

普段の生活で親しみのある「スイーツ」が研究テーマとなるため、消費者としての経験もアイデアの宝庫となり、楽しみながら学ぶことができます。また、スイーツの味に留まらず、パッケージ、原材料からの印象など、あらゆるものに心理学の学びを活用していきます。

Curriculum

社会で求められる知識やスキルを実践的に学ぶ4年間

Curriculum

Project

Project 江崎グリコ株式会社

帝塚山学院大学 × 江崎グリコ株式会社

Vol.01 新たなアイデアをプレゼンテーション

2022年は江崎グリコ株式会社の協力のもと、ポッキーを題材に、そのスローガンである「Share happiness(シェアハピ)」を促すコミュニケーションプランを考案しました。授業ではマインドマップの作成や価値分析、シェアハピに繋がる体験の仮設立案を実施。履修者同士で意見を交換したり実際に試したり、試行錯誤を重ねブラッシュアップしていきました。最終的には江崎グリコ本社にてプレゼンテーションを実施。スライドを使って時間内に自分の考えをできる限り魅力的に伝えるという経験は多くの学生にとって刺激になりました。

Project 森永製菓株式会社

帝塚山学院大学 × 森永製菓株式会社

Vol.02 商品の魅力について比較分析を行い解明

スイーツ心理学®の手法を用いて、チョコレート「ダース」の魅力を解明する研究を実施。本研究の結果、「ダースは、甘さやミルク感が濃厚で、柔らかく食感が良く、満足感が強くて幸福感が得られるチョコレートである」ということが明らかになりました。 研究では、「ダース」の価値を明確化するために、さまざまな森永製菓のチョコレート菓子を比較分析し、キーワードを構造的に整理。具体化したものを学生らが5段階で共感度を評定して、「ダース」の価値シナリオを作成しました。加えて、競合商品との比較分析も行いデータをブラッシュアップ。森永製菓様に成果を報告しました。

Project さかい利晶の杜

帝塚山学院大学 × さかい利晶の杜

Vol.03 地域の魅力を取り入れた和菓子のデザイン

総合心理学部では、スイーツ心理学®の実践的な学びの一環として、「さかい利晶の杜」と地域活性化に取り組んでいます。第一弾として、堺・堺区エリアの3つの店舗(丸市菓子舗・菓庵さとや・宝泉菓子舗)と和菓子を共同開発し、学生たちが和菓子のデザインに挑戦。商品化され、実際に堺まつり「利休のふるさと堺大茶会」で提供されました。千利休が愛用した黒楽茶碗をイメージした薯蕷饅頭や、堺市の花木、つつじをモチーフにした最中など、地域の魅力を取り入れたことで、参加したみなさんにも喜んでいただきました。

CONTACT

スイーツ心理学®担当窓口

専用メールアドレス:sweets-psychology@tezuka-gu.ac.jp