公益社団法人米穀安定供給確保支援機構の事業により、食物栄養学科 健康実践栄養士課程3回生を対象とした「ごはんの適量を学ぶ「3・1・2弁当箱法」体験セミナー」を開催しました。
「3・1・2弁当箱法」とは、食べる人の身体に合ったサイズの弁当箱を「ものさし」として、5つのルールに従い、主食・主菜・副菜を詰めることにより、1食に必要なエネルギーや栄養素を適量かつバランスよく摂取できるよう考案された料理選択型栄養・食教育教材の一つです。
講師に公立大学法人神奈川県立保健福祉大学名誉教授山本妙子先生を迎え、「3・1・2弁当箱法」について聴講した後、どのように料理を弁当箱に詰めると栄養バランスの良い1食になるかを考えながら、弁当の設計図を描き、それに基づき主食・主菜・副菜を詰める実習を行いました。
また、弁当箱につめた料理をごはん茶碗や皿に盛り返し、適量で栄養バランスの良い1食になっていることも確認しました。
学生からは「白飯の適量や主菜、副菜のバランスがよくわかった」といった感想とともに、「自分が実践することで将来伝える側になったときに役立てたい」といった栄養教育者としての視点からの感想もみられ、将来、栄養士として活躍していくための知識・スキルを高める実り多い実習となりました。
セミナーの様子①
セミナーの様子②
学んだことを踏まえながら、弁当の設計図を描いていきました!
主食3、主菜1、副菜2のルールに沿って、弁当箱に詰め、完成させました! (写真は900mlの弁当箱)