1月12日(水)に、「社会教育経営論Ⅱ」の受講者が主体となって公開セミナーを開催しました。
今回のセミナーは「若者の貧困」をテーマにしました。貧困と聞くとホームレスをイメージすることが多く、支援する側として考えることがほとんどだと感じていましたが、支援される側として話を聞くことで、貧困に対して意識が変わるのではないかと考えたからです。少しのきっかけで貧困に陥ってしまうと知ることで、貧困を身近なものだと感じて理解が深まるといいなと思い企画しました。
当日は受講者が作ったオリジナルのすごろくを通して、実際に貧困に陥るきっかけを学んだうえで、ゲストスピーカーとしてNPO法人Homedoorの岡村 匠海 様をお招きし、ご講演いただきました。
セミナー開催にあたっては、受講者内でテーマの検討やゲストスピーカーの選定、ワークショップで行うゲームの製作、当日のスケジュールの決定など先生のアドバイスを聞きつつ話し合って考えました。限られた時間の中で、意見を積極的に出して盛り上げたり、ポスターやポータルサイトで宣伝したりと、少ない期間で効果的に行動できるように意識することが難しかったです。
当日は参加者と一緒に興味深いお話を聞くことができました。貧困支援についてのお話では様々な支援があることがわかり、また支援策について知ってもらうにはどうすればいいのか考えるいい機会になりました。