お知らせ

ソウル現地の韓国大衆文化研究者による特別講義がZOOMで行われました。

2023.02.28
リベラルアーツ学部

ソウル現地の韓国大衆文化研究者によるリベラルアーツ学部の特別講義がZoomで行われました。

◆2022年11月29日
講義テーマ:K-POPをアジア的に理解する
講師:金成允(キム・ソンユン)先生

◆2023年1月10日
講義テーマ:韓国における文化翻訳
講師:金日林(キム・イルリム)先生

現地研究家ならではの興味深い講演が行われた学生からの感想は以下の通りです。

・文化翻訳についてコンテンツ、都市、アジアをつなげて考えるようになり、より広い視野から理解することができるようになった。
・文化的多食、トランスナショナル、文化割引、Convergence Culture(※)など初めて耳にする言葉がたくさんあり、勉強になった。
・今回の講義で韓国の街を通してみる文化翻訳を新しい角度が考えられるようになった。韓国の街は、それぞれの国の文字は勿論、
 色や雰囲気でローカライズされた看板が目立つ。日本人向けに作られた日本の新大久保や鶴橋のコリアンタウンと比較して現地の人の色が濃く表れているように感じた。
・日常生活においても、翻訳においても、「疎外される人がいないか」ということを考えることが大切。ということにとても共感した。
・今回のような講義は大学を卒業してからでは触れることのできない、貴重な学習の場であると切に感じた。

(※)コンヴァージェンス・カルチャー【参加型文化/Convergence Culture】
  技術・テクノロジー(古いメディアと新しいメディア)、産業・ビジネス(草の根メディアと企業メディア)、
  そして文化および社会(メディアの製作者とメディアの消費者)の3つの分野で生じている変化について理解することを目的につくられた言葉。