お知らせ

資格に対する単位認定制度によるTOEIC®スコアアップの事例紹介③

2025.09.30
活動報告

本学では、学修成果を積極的に評価することを目的に、2023年度より「資格取得に対する認定制度」を導入し、資格試験等の合格や一定水準以上のスコア到達をもって、個別科目(英語、韓国語、情報)の単位認定を行っています。

2023年度に始まった『TOEIC®勉強会』は、2024年度から上位科目の履修へと引き継がれ、履修学生はスコアアップを目指して日々学習に取り組んでいます。
『英語資格講座A/B-a』を担当する杉本喜孝准教授は、「制度を始めて2年目となる2025年度の春学期からは、前年度までの教材の後継版(ALC NetAcademy PLUS+)を導入し、オンラインの学習管理機能を活用して、学生一人ひとりの週ごとの自学自習状況(教材・語彙学習)に対してコメントをフィードバックすることで学習意欲の維持に努めています」と総括しています。

今年8月に実施されたTOEIC® IPテストを受験した同講座履修生のうち、85%が「授業の到達目標」である500点を超え、2名が600点を突破しました。そのうち1名は665点(10か月で300点)、他にも2名が545点、555点(11か月で200点)を記録し、それぞれ過去のスコアから大幅にアップしました。また、今年4月から学習を始め、今回初めて受験した学生が515点を獲得するなど、秋学期以降のさらなる成果が期待される結果となりました。
帝塚山学院大学は、これからもがんばる学生を応援します!

教学センター 教学課

【過去の記事】
https://www.tezuka-gu.ac.jp/news/14199/(事例紹介①)
https://www.tezuka-gu.ac.jp/news/15511/(事例紹介②)

【資料】
オックスフォード大学出版による資料では、TOEIC®で目標スコアに到達するために必要な学習時間は下記の通りと考えられています。(太字:スコア、細字:時間)
(例)450点の人が650点を取得するには、1日2時間の学習で約7.5ヶ月が必要

https://elt.oup.com/elt/students/exams/pdf/elt/toeic_teachers_guide_international.pdf