11月26日(金)~28日(日)の期間、福壽堂秀信帝塚山本店の創業感謝祭にて心理学科の大本浩司教授のゼミと福壽堂秀信が共同してつくったスイーツを販売しました。
商品名は『いつか見た夕焼けみたいな無花果とあんこのコンポート』。
限定販売の100個(1個864円・税込)は全て完売しました!
このスイーツは岸和田市内の農園で収穫したイチジクを使ったコンポートです。
学生が「なつかしさの心理学」や「おふくろの味のおいしさに関する心理学研究」を踏まえて考案したアイデアが商品化されたものです。
心理学では、人間がなつかしさを感じやすいのは少しネガティブな気分のときで、なつかしさを感じた際には少しポジティブな気分になれると言われています。
また、母親が自分のために一生懸命作ってくれたと「やさしさ」を感じると、より美味しく感じられるという心理学研究もあります。
これらの知見を踏まえて、学生が岸和田でフルーツ農園を営む母親との思い出の味をイメージして今回のコラボ商品が生まれました。
商品パッケージのデザインも学生の提案が採用されています。
帝塚山学院大学から見た夕焼けの風景となっていてノスタルジーを感じさせてくれます。
今回のコラボ商品には、コロナ禍のネガティブな気分を少しでもポジティブにしたいという気持ちと岸和田市をもっと活性化したいという学生の思いがこもっています。
今回のコラボでは、福壽堂秀信とのコラボキャラクターである「あずきんちゃん」のお母さんキャラクターをリベラルアーツ学科の佐藤安専任講師が新たに制作しました。
とてもかわいいと学生にも好評で、店舗販売での宣伝活動に活用されました。