産業心理学実習(スイーツ心理学)の取り組みとして、森永製菓株式会社とともにチョコレート「ダース」ならではの魅力を解明する研究を実施しました。
本研究では、「ダース」の価値を明確化するために、人間中心設計(Human-centered Design)やユーザーエクスペリエンスデザイン(User Experience Design)で用いられている評価グリッド法※1やシナリオ手法※2等を組み合わせて用いました。
約半年間にわたる研究の結果、「ダースは、甘さやミルク感が濃厚で、柔らかく食感が良く、満足感が強くて幸福感が得られるチョコレートである」ことが明らかになりました。
成果発表では「ダース」の今後の展開アイディアについて森永製菓様へご報告しました。マーケティング担当の方からもコメントをいただき、学生にとって貴重な学びを経験できる取り組みとなりました。
※1 評価グリッド法…インタビュー調査の一手法。商品開発やマーケティング分野で顧客ニーズの把握のために幅広く使われている。
※2 シナリオ手法…ユーザーの行動を具体的にストーリー化することで、シーンごとの感情・潜在的な価値・欲求を分析する手法。
詳細・プレスリリースは下記よりご確認ください。