韓国語での交渉を
任される日をめざして、
成長し続けたい
Y.Sさん
リベラルアーツ学科
韓国の大手鉄鋼メーカー POSCOの国内加工・物流事業を担う企業で、営業職として働いています。主な業務は、POSCOから鉄を仕入れ、お客様の求めるサイズに加工するため現場に指示を出し、最終的に運送会社を手配して納品すること。お客様の要求に応じて迅速かつ柔軟な対応が求められます。また、実際にお客様とお会いして価格交渉を行いながら、会話を通じて親密な関係を築き、要望にしっかり応えられるようにすることも重要な役割です。
もともと鉄鋼業界に特別な興味があったわけではなく、韓国が好きで、その産業に携わりたいという思いからこの仕事を志望しました。鉄の知識は無かったものの、世界中で必要とされる鉄を扱う仕事は新鮮で、全てが勉強の毎日です。少しずつ知識が身についていく過程には大きなやりがいがあります。
学生時代の一番の思い出は、韓国での半年間の留学経験。コロナ禍の影響で大学のプログラムには参加できませんでしたが、諦めきれず個人的に挑戦しました。それ以前に参加した短期韓国語研修や、毎日の授業で現地の環境に近い状況で学べたことが大きな助けとなり、現地で語学面で困ることはありませんでした。韓国語の能力は、現在の職場でも強みとなっています。韓国人の同僚とのコミュニケーションや、システム上で韓国語が表示された際の翻訳作業などに活かされています。
まだ入社1年目でわからないことも多いですが、知識とスキルを磨き、一人で顧客訪問をこなして多くの案件を任されるようになることが目標です。韓国語での交渉を任される日をめざして語学の勉強にも励みつつ、業務を通じてさらに成長していきたいです。
韓国語を専門的に学びたいと思い、韓国について幅広く学べる帝塚山学院大学へ。オンラインでの韓国人との交流や語学研修、留学など積極的に活動し、資格取得にも挑戦。卒業後は韓国の大手鉄鋼メーカーの国内関連企業に就職。