管理栄養士1

管理栄養士

誰かに頼ってもらえることや
知識が増えていくことが、
大きなやりがいに

K.Iさん

食物栄養学科(現 食環境学部)

管理栄養士2

 大学病院で、主に腎臓内科、小児科、歯科口腔外科、産婦人科、呼吸器内科、神経内科の患者さんに対して食形態の調整や栄養指導を行っています。また、曜日担当制での外来栄養指導や給食の献立の確認・検査のほか、今年度は透析も担当しており、週に一度の病棟NSTカンファレンスだけでなく、透析カンファレンスにも参加し、他職種とディスカッションを行っています。医学が進歩するのと同様に、栄養学も日進月歩。社会人になってからも学び続ける必要があり、大変で責任のある仕事です。そんな中でのやりがいは、栄養指導を受けた患者さんからの「よく分かったよ」「頑張るわ」「ありがとう」という言葉。患者さんだけでなく他職種からの感謝の言葉も励みになります。検査血や薬、CT画像などを見て以前より理解できたと感じる時には、この仕事を続けていて良かったと実感します。人に頼ってもらえることや自分の興味のあることを学び、知識が増えていく実感は、働く上での楽しみになっています。

管理栄養士3

 私はどちらかというと人見知りで、交友関係をあまり広く持たないタイプですが、在学中はなるべく多くの人とコミュニケーションを取るよう意識していました。その甲斐もあって、授業やオープンキャンパス、ボランティアなどどれも楽しい思い出として残っています。在学中に深めた学びと培ったコミュニケーション力は、今も大いに活かされてます。私たち管理栄養士が関わるのは患者さんやその家族だけでなく、医師、看護師、薬剤師、言語聴覚士、医療ソーシャルワーカー、クラークなど、その立場や職種はさまざま。そのため、多角的な視点から栄養について詳しく、それでいて分かりやすく伝えていく必要があります。そういう意味で、仕事をする上で欠かせない専門知識とコミュニケーション力を4年間でしっかり身につけられたのは大きな収穫だと思います。
 管理栄養士としての知識や経験は仕事に限らず日常生活においても十分活かせるもの。家族や友人と毎日をより良く過ごし、人生を豊かにするために、これからも役立てていきたいです。

Profile

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近畿大学奈良病院

高校の指定校推薦にあったことで帝塚山学院大学を知り、オープンキャンパスへ。先生や学生など大学の雰囲気が良く、自分に一番合っていると感じて進学。在学中は学内活動に積極的に参加し、積極性を培った。

Voice of graduates

卒業生の声